お葬式やお通夜、告別式などは、故人が生前生きてきた人生が反映されます。社会的な名声が高く、人間関係が広い方は参列者の人数も多くなるでしょう。友人や知人、職場の同僚や上司、恩師などが、何年も海外で暮らしていた方でもその時とばかりに帰国して駆けつけてくれることもあります。
人望があるかたであれば大人数が駆けつけることになりますので、斎場の混み具合も大変なものになるでしょう。葬儀業者のサポートを受け、適切な段取りのもとに式を進めていかなくてはなりません。また斎場自体も、ステータスのレベルによって広い所を手配する必要があります。
参列者として訪れてくれる方が100人単位であれば、ご自宅のリビングルームなどを利用したのではとても狭くて、式をスムーズに進めることができなくなってしまうでしょう。斎場、葬儀用のセレモニーホールは各都道府県にいくつもあります。
自治体のものから民間企業が運営するところまで様々です。葬儀業者は経験から、人数に応じたホールを選ぶことに長けているはずですので、業者のスタッフの方と相談のうえ、適切なところをお選びいただくとよいでしょう。
ご家族の方は故人との最後のお別れの瞬間を迎えるわけですから、場所だけは正しく選びましょう。