葬儀で直葬を選ぶ時のポイントとは

2019年12月19日
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直葬は近年増えている葬儀スタイルの一つであり、火葬式とも呼ばれています。通夜や葬儀、告別式を行わずに火葬のみを行うスタイルであり、安置施設へ搬送して安置した後、火葬する流れになっています。このスタイルは、火葬炉の前で簡単な形で故人とのお別れを行うことになり、火葬前の数分取るだけのケースも珍しくありません。

一昔前は経済的に余裕がない人が仕方なく行うものというイメージがありましたが、近年では高齢化により遺族や友人がほとんどいない人も多くなったのでより需要が高まっています。金銭の負担が大幅に軽減するスタイルであり、その点も人気の理由の一つです。

一般葬や家族葬とは異なり認知度が低かったりまだ理解ができないという高齢者も多くなっているので、後々トラブルにならないためにも事前に周囲から了解を得ておくことも大切になってきます。直葬を選んで批判されてしまい、後々お別れの会や偲ぶ会を開催しなければならないというケースも珍しくないので気を付けましょう。

故人が生前の間に、直送を選ぶということを自らの口で伝えておいてもらうことにより、トラブル回避につながることは間違いないので元気な間に伝えておいてもらうことも大切です。



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