葬儀を行う施設には様々あります。呼び方も斎場、葬儀場、葬祭会館と言ったり、最近ではメモリアルホール、セレモニーホールなどの呼び方のところも増えています。もともとは、日本古来の宗教である神道の儀式を行うために設けられる場のことを斎場と呼んでいました。
現在、日本の葬儀の9割以上は仏式で行われていると言われています。日本古来の葬儀の伝統が受け継がれています。そもそも、日本では昔は葬儀は自宅で行うのが当たり前でした。それが高度経済成長の時期に、どんどんと地方から大都市に移り住み、マンションなどの集合住宅などで暮らす人も増え自宅で行う事が困難になってきました。
そんな時代背景があり、今日のような斎場や葬儀場が次々と建設されてきたようです。火葬施設を併設しているところや、最近よく聞かれる家族葬や直葬といった少人数での葬式に対応したところなど様々なタイプがありますので基礎知識として覚えておくと良いでしょう。
突然の不幸に見舞われたときに、選ぶ際の3つのポイントは立地と、日程と規模の3つです。駅から近い、駐車場が多いなど弔問に来ていただく方のことも考慮すると良いでしょう。少人数の葬式にふさわしいところもあれば、大規模な参列者に対応できるところなど様々で、それに合わせて値段も大きく変わってきます。
おおよその人数がわかっていると決めやすいでしょう。